Real Estate Industry不動産業界について
01私たちの暮らしや
ビジネスの根幹を
支える不動産業界
不動産業界は、基本的に「設計、建設・施工」「販売」「賃貸」「管理」の4つで構成されています。
新しい物件の場合、開発業者が土地を取得し、大手建設会社や住宅提供業者と連携して、マンション、一軒家、オフィスビルなどの建設を行います。そして、これらの物件は開発業者や住宅提供業者、あるいは販売専門の企業を通じて、個人や法人のお客様へと提供されます。
さらに、中古の物件やレンタルの物件の取引に関しては、売り手や物件の所有者から買い手や借り手への橋渡し役として、不動産仲介会社が介在します。
そして、大型の物件、例えばマンションやオフィスビルにおいて、品質の維持や住民の快適さを確保するため、専門の不動産管理会社がそのサービスを提供しています。
02住宅業界の動向
(1)市場縮小への対応
現在の住宅業界の国内の市場規模はわずかに減少傾向にあります。その原因としては、経済の低迷や少子化が挙げられますが、今後も日本の人口、総世帯数は減少することが予想されています。
また、戸建住宅の需要が少ない、単身世帯などの少人数世帯が増加していることも原因の1つです。
AVANTIAの取り組み
当社ではお客様のニーズに幅広く対応するため、コア事業である戸建住宅事業にとどまらず、土地分譲事業、リフォーム事業、不動産仲介事業、事業用不動産・収益不動産事業、リノベーション事業など周辺領域事業を拡充することで総合不動産グループ化し、市場の変化に対応していきます。
(2)省エネ住宅の発展
2020年に新省エネ基準が義務化されたことによりZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)が注目されています。ゼロエネルギー住宅とは、断熱材や節電機器、太陽光発電といった設備を導入することで、電気やガスなどのエネルギーの収支をゼロにしていく仕組みです。
AVANTIAの取り組み
当社においては、昨今の気象災害の多発や激甚化、脱炭素や環境意識の高まりを受け、販売する新築分譲住宅は全てZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)水準相当の『AVANTIA 01』として供給しています。
『AVANTIA 01』は、住宅性能を客観的に証明できる「住宅性能表示制度」において6項目で最高等級を取得しています。
さらに、建物の省エネルギー性能を評価できる「建築物省エネルギー表示制度(BELS)」で★★★★★(ZEH表示あり)を取得しました。世界的にも注目される住環境のCO2排出削減には積極的に取り組んでいきます。
ブランドライン
(3)中古物件とリノベーション市場の拡大
新築の需要を作り出していくことは、重要な取り組みの1つですが、今後は建築した住宅をメンテナンスなどの管理により住宅の寿命を延ばし、受け継いでいくことにも取り組んでいく必要があります。ハウスメーカーとして、重要となってくるのはリフォームなどの中古市場へのアプローチです。親との同居を考えたリフォームや、年齢・家族構成の変化に合わせたリフォームなど、顧客ニーズに合わせたベストな提案ができるかがポイントです。
AVANTIAの取り組み
当社においては、リフォーム事業の確立を目指し、既存顧客へのリフォーム・メンテナンス提案力の向上に取り組んでいます。
さらに中古流通(リノベーション)事業を展開するため、中古需要の旺盛な首都圏を中心に事業化を進めています。
03社会・環境課題の
解決に直結する
サステナブルな環境へ
2015年の国連総会で採択された『持続可能な開発のための2030アジェンダ』に書かれた持続可能な開発目標「SDGs」は、多くの企業でも取り組んでおり事業者にとっては社会的評価の1つの指標ともなっています。不動産に関わる企業にとっても、無関心ではいられないテーマとなり、積極的に取り組む企業が増えています。
SDGsの17の目標
AVANTIAが進めるサスティナブル経営
AVANTIAでは、新築戸建住宅をコアビジネスとし、より「住まい」に関する事業展開を行い、様々な不動産ニーズを解決する企業集団を目指して日々挑戦しています。
AVANTIAグループにおける事業活動を通じたサステナビリティ(ESG)への取組み
当社ではお客様のニーズに幅広く対応するため、コア事業である戸建住宅事業を中心に、土地分譲事業、リフォーム事業、不動産仲介事業、事業用不動産・収益不動産事業、リノベーション事業など周辺領域事業を拡充することで、総合不動産グループ化を目指す取り組みを展開しています。
大分類 | 特定インパクト | 主なKPI | 対応するSDGs |
---|---|---|---|
「AVANTIA 01」を核とした住宅づくりによる「環境」へのインパクト | 低炭素への貢献 | ・「 AVANTIA 01」で供給100%を目指す水準 2025年の低炭素住宅の認定基準の省エネ基準と同等以上の断熱性能確保。省エネ基準に比べて一次エネルギー消費量がマイナス20%以上。 | |
環境住宅の展開 | ・2030年における節水節湯設備の設置率(対住宅供給数)100% ・2030年におけるエネルギー高効率設備の設置率(対住宅供給数)100% ・地表面被覆の環境舗装化(ヒートアイランド対策) | ||
温室効果ガス排出削減 | ・2030年における売上高あたりのScope1、Scope2排出量を25%削減(2021年比) ・SBT目標を設定する企業をサプライヤーとして選定し、Scope3削減に取り組む。 ・2030年における太陽光パネル等を搭載した住宅の供給率50% | ||
サステナビリティへの取組みによる「社会」へのインパクト | 従業員の能力発揮 | ・2023年における管理者向け研修実施率100% ・以降も毎年実施率を維持 | |
女性活躍推進に向けた取組み | ・2025年における女性管理職比率20%以上 | ||
働き方改革 | ・重大労災発生件数毎年0件 | ||
サステナビリティへの取組みによる「ガバナンス」へのインパクト | コーポレートガバナンス体制の強化 | ・取締役会の実効性向上に向けた課題の抽出と対応方針の明確化 ・「グループ経営会議」の定例化によるグループガバナンス体制の強化 | |
コンプライアンス(法令遵守)の徹底 | ・腐敗に関連した罰金・課徴金・和解金等の発生件数毎年0件 |
Attractive Points of Real Estate Industry不動産業界の魅力について
私たちの暮らしやビジネスの根幹を支える
不動産業界
不動産業界は、人々の大切なライフイベントや夢を叶えるステージを提供する業界です。
ビジネスを成長させるためのオフィス探し、夢のマイホームの購入。これらの瞬間に立ち会い、支えるのが私たち不動産業界の役割です。
この業界での仕事は、お客様の喜びや感動を直接感じることができるもの。
お客様のニーズを正確に捉え、最適な提案を行うことで、その喜びを倍増させることが可能です。また、都市の風景を変え、新しいコミュニティを生み出す力も持っています。一つの建物や土地が、多くの人々の生活やビジネスを豊かにすることの喜びは、他の業界では味わえない魅力です。
人と人を通して成長ができる業界
不動産業界は、その本質が「人との関わり」に根ざしています。物件を売買・賃貸するという行為は、顧客の夢や希望、生活のステージを深く理解し、それに応えるサービスを提供することから始まります。このような密接な人との関係性は、コミュニケーション能力や問題解決能力を日々磨く絶好の機会となります。
また、不動産取引は多くの関係者が関与するため、様々な業界のプロフェッショナルと連携する必要があります。これにより、多岐にわたる知識や視点を学び取ることができ、自身の成長を促すこととなります。
不動産業界での経験は、人とのつながりを通じて、自身の人間力を高めることができる貴重な場と言えるでしょう。
AVANTIAは、
「お客様に喜びと感動を生む不動産商品・サービスの提供」をミッションとし、
「お客様・地域・社会に寄り添いあらゆる不動産ニーズを解決する企業集団となる」ことを
長期ビジョンに掲げ成長しています。